毒なる母。

スポーツに明け暮れた日々を送っていた私は
家にいる時間が少なかったため
家族との交流も移動中の車の中や、帰宅後の食事ぐらいだった。

なので、母親の良いイメージばかりで
離婚後の母親は自分が子供だった時のイメージとは違った。

私の中で母親は割と大人しい意思表示をあまりしない控えめな母親だったんだけど、怒ると怖い人。

片付けが苦手で散らかしっぱなしの部屋を
注意されてもそのままにしていたら
ある日練習から帰ると大事な物が全て切り裂かれて机の上にあったり

捨てないでねって言っていた大切な物が
邪魔だからとか、汚れてたからという理由で
捨てられていた。

後は、小学生だったから、そのシーンしか思い出せないけれど病んでいたのか、包丁を突き出して産まなきゃよかったと言われた。

顔が似ていない事からアイプチを差し出され
二重にしなさいと言われ小学生からアイプチをしていた。

スポーツを辞めたいこととスポーツで進学したくない事を伝えると、父親に言ったら何されるか分からないから自分で言って。私は言えないから。と。

これが一番悲しかったかも。

もうやりたくないことをがんばりたくなくて
母親に勇気をだして相談したのに、自分が父親と揉めたくないから、言ってくれないんだぁ。って

私も父親が怖くて言えないから母親を頼ったのに。